唐松神社


からまつじんじゃ

大仙市協和境下台

 

最終更新:2024/12/03


 唐松神社は古くから子宝・安産祈願の神社として広く尊崇されており、末長い縁を結ぶ新婚夫婦や子授けを祈願する女性の参拝客で賑わう。

近年ではSNSでの拡散も手伝って認知度も上がり、県内でも屈指の人気スポットとなっている。

 

 唐松神社が鎮座する境村(現大仙市協和)は羽州街道を真っ向から通過する宿場町だった。

参勤交代の要所として本陣がある、地酒の名手として奥田酒造がある、荒川鉱山からの陸運を担う繁街道とを結ぶインフラの起点、きっと宿・妓楼の娯楽も充実していた事であろう。

久保田までの中継地として山中に現れるオアシス…人が賑わわない道理はあるまい。

 

境本陣跡
境本陣跡

 

 唐松神社の一の鳥居は街道にあるが、車両がある場合は別のルートから境内の駐車場へ向かう事も可能である。

 

《月の出羽路 仙北郡》より 韓唐松社
《月の出羽路 仙北郡》より 韓唐松社
  • 来訪:文政9年(1826)春
  • 年齢:73歳
  • 書名:月の出羽路 仙北郡 第一巻
  • 形式:地誌

 

 かつては唐松山頂にあり、麓を通る旅人は必ず下馬して拝むしきたりがあったが、時の藩主が破ったため 神罰が下り落馬した。激怒した藩主が神社を現在の地へ移したという。

《月の出羽路 仙北郡》

 

  説明文あたたたたたたた

 


菅江真澄の道  唐松神社
菅江真澄の道 標柱 唐松神社(大仙市峰吉川)
  • 文政九年(一八二六)  春 唐松神社の由緒を記録 《月の出羽路仙北郡》
  • 御社は日々に栄え、としごとに賑ひまさりてまうづる人うちむれたり
  • 平成二年  仙北郡連合青年会

 

摂社
摂社

 

 

唐松神社本殿

◆唐松神社 由緒

  • 御祭神:
  • 例祭日:5月3日
  • 神事
  • 御利益:
  • 通称:

唐松神社  由緒
大仙市指定文化財 唐松神社蛇頭神楽(大仙市峰吉川)
秋田県指定 有形文化財(建造物) ・唐松神社奥殿 一棟:昭和48年12月11日指定 ・有形文化財(工芸)  木像獅子頭 一頭:昭和50年4月10日指定 ・天然記念物  唐松神社のスギ並木 所在地:仙北郡協和町境字下台86-91番地 所有者 唐松神社・唐松山天日宮 ・唐松神社奥殿  唐松神社は古くから女性の信仰を集め、延宝年間(1673~80)山頂より現在地に移建された。 拝殿の中に置かれている奥殿は、一間社流作(ながれづくり)、屋根は柿葺(こけらぶき)で、四隅には丸柱を用い、三方に高欄付きの廻し縁、正面に六段の階段をつけている。 この建物は、斗拱や軸部などの構造技法、簡素ながら優美な装飾などから、室町末期の建造と考えられる。 ・木像獅子頭 獅子頭は、唐松神社に古くから伝来したもので、全体は黒漆塗、口と目の周りは朱塗で、室町時代末期の様式を伝えている。 本県で最も古い獅子頭である。 ・唐松神社のスギ並木 スギ並木は、唐松神社の二の鳥居から社殿にいたる参道の両側にあり、 推定樹齢約300年、樹高45m、最大のものは目通り幹囲4,3mである。

  説明文あたたたたたたた

 

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 参道を奥に本殿があります。

見どころとしては、元来、神社は階段を上って高台に建立されてるものが多いですが、この唐松神社は

階段を下った場所に位置しています。

 

  • 御祭神の神功皇后は子授け、子育ての神で、婚夫婦や出産を控えた妊婦が多く参拝します。

天日宮

 周りが堀に囲まれた拝殿は「天日宮(あめのひのみや)」と言って、「玉鉾の石」という石が祀られています。

なでると御利益あるそうです。

 

 

神功皇后と唐松講

 

 

蛇頭神楽

◆蛇頭神楽 由緒

  • 御祭神:
  • 例祭日:
  • 神事
  • 御利益:
  • 通称:

唐松神社  由緒
大仙市指定文化財 唐松神社蛇頭神楽(大仙市峰吉川)
 寛治元年(1087)八幡太郎義家が、後三年合戦(後三年の役)の戦勝を祈願成就のお礼の参詣の際、山北郡内(県〇〇〇)を霞(かすみ…支配・管轄地域のこと)として与え、蛇頭神楽を巡回させたのが始まりとされている。寿舞、獅子舞、山の神舞の三つの舞いからなる。 地域を巡回する神楽は「唐松さんのお獅子」と呼ばれ、人々は沿道出てこれを迎えた。 秋田県最古の蛇頭神楽といわれる。

 

物部文書について

  唐松神社に伝わる古文書とのことだが、物議が多く大いに取材が必要っぽいです。 もっと勉強します。


羽州街道

図絵検証
甲 乙 丙PHOTO

 

補足 甲 補足 乙 補足 丙補足 写真

アクセス
  • 駐車場:あり
  • 案内板:あり
  • トイレ:あり

関連アーカイブ

でわwiki関連リンク

◆参考書籍


取材日:2016/08/03

2022/12/20

2024/04/17

【菅江 真澄 (著), 内田 武志 (編集), 宮本 常一 (編集)】