【あづまかがみ、あずまかがみ】
【史料】
- プロフ編集
『東鏡』ともいう。
鎌倉時代に成立したとされる日本の歴史書。
治承4年(1180)から文永3年(1266)までの間、主に鎌倉幕府で起きた出来事を記している。
著者・編纂までの経緯については諸説ある。
写本全52巻(うち45巻のみ欠損)。
日本書紀や古事記が主に朝廷サイドについて記した史料に対し、こちらは日本の武家政権を記したもっとも古い史料とされている。
実際には鎌倉幕府は源頼朝から数えて三代で源氏から北条氏に執権が移ったため、編纂の内容も北条宗家側に優遇されている節がある。
菅江真澄の著書でも武家由来の伝承を記述する項には吾妻鏡からの引用が多く見られる。
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最終更新:2024/07/18
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