【あきたすぎ】
【産業】
- ヒノキ科スギ亜科スギ属
- 常緑針葉樹
主に本州以南の山地に生え、広く植林されている。
生育か早く加工も容易なため、秋田では古くから木材に使われ林業が発展した。
特に能代市・米代川流域は舟運の発達もあり、『木都』と呼ばれるまでになった。
大館曲げわっぱ等の工芸品にも使用される。
主に秋田県北部の米代川流域の中・下流部、雄物川流域に集団分布する。
能代市二ッ井町にある天然秋田杉は高さ58m、推定樹齢は250年あり、国内最大となっている。
第9代秋田藩主・佐竹義和公は山林育成に熱心であり、文化4年(1807)から文化10年(1813)にかけて仁別に造林地を植栽した。記録のあるスギ造林地としては当局管内で植栽年度が最も古い貴重な人工林となる。
関連アーカイブ
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◆参考文献・施設・サイト
- 江戸時代 人づくり風土記⑤秋田/農文協
- 徳川林政史研究所HP
- 収集資料 秋田杣子造材之画
- 仁別森林博物館
- 二ツ井歴史資料館
- 各種説明板
最終更新:2024/07/14
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