天宇受賣命(アメノウズメノミコト)


天宇受賣命(アメノウズメノミコト)

【あめのうずめ】

【神仏】


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 日本神話における天の岩戸神話に登場する神々の一柱。

正式には『天宇受売命(アメノウズメノミコト、日本書紀では天鈿女命)』という。

日本の芸能の祖とされるセンシティブ女神。


 記紀神話において、天の岩戸に引きこもったアマテラスを外へ出すためにアメノウズメは乳房をさらけ出した半裸の姿で踊り出して神々が囃し立て大笑いしアマテラスの興味を誘い、見事外界へ導き世界に太陽の光が戻った…。

 この所作がシャーマニズムにおける巫女の神楽舞の起源とされている。


 天孫降臨では五部神の一柱とされ、猿田彦と神婚しその子孫は神楽・伎芸の祖神として祀られる『猿女君(サルメノキミ)』と称された。

この猿女一族は伊勢を本拠地として、踊りによって神々の託宣を聞く呪力を生業とした巫女集団だったという。


 昭和34年(1959)公開の映画『日本誕生』では音羽信子氏が演じた。

そのアバンギャルドかつサイケデリックな描写は一見の価値がある。


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◆参考文献


最終更新:2024/07/19