
しおせざき
男鹿市船川港小浜
最終更新:2025/01/04

- 来訪:文化元年(1804)8月
- 年齢:51歳
- 書名:男鹿の秋風
- 形式:日記、図絵
【8月27日】
昼頃に雨が上がったので、『琵琶の面』と呼ばれる磯辺を歩いていくと、目を驚かすばかりの潮瀬の岬である。磯の岩は高い波しぶきに隠れたり現れたりして、これまた面白い。
筆にも言葉にも尽くしえない光景だった。《男鹿の秋風》

ここは潮瀬崎と呼ばれる岩礁地帯。
奇岩怪石が控える中にゴジラ岩があります。まるでゴジラが海に向かって吠えているかのような自然造形の妙味は必見。
夕陽を背にする時間帯が狙い目です。
あ

約3000万年前に火山の噴出物の火山礫凝灰岩の風化によってによって独特の形に削り出された。
塩瀬崎は波に侵食され地形(波食台)が隆起したもの。
(ジオパーク説明版より)
あs
怪獣王ゴジラにそっくりなことから平成7年(1995)に名付けられた。
ちなみにゴジラ自体は秋田に上陸したことはない。
せいぜいバラゴンくらいです。
- 駐車場:あり
- 案内板:あり
- トイレ:なし
- 備考:夕方以降の満潮に注意。
- 小浜
◆参考文献
- 菅江真澄遊覧記第5巻/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳
- 国立国会図書館デジタルコレクション
-
- 秋田叢書 別集 第1
- 各種説明板
取材日:2016/07/23
2020/09/18
コメントをお書きください