【ごりょうしんこう】
【信仰】
非業の死に方をした死者がこの世に恨みを持つ霊魂となって祟り、災いをもたらす『怨霊』という概念をなだめ抑える信仰。
古くは疫病を怨霊の祟りとされ、厄災による失脚、あるいは不遇の死を遂げた皇族の霊魂を鎮めて厄災から逃れようとした。
このような信仰から、都(京都)には『御霊神社』と呼ばれる鎮守が数多く建立されている。
以上のような怨霊を鎮める祭りを『御霊会(ごりょうえ)』と呼ぶ。
京都の祇園祭がその最たる例であろう。
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◆参考文献
- 御霊信仰の諸相/桂川 成将 論
- 日本の神様読み解き事典/川口謙二 著
最終更新:2024/09/03
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