はなわねぷた
鹿角市花輪
最終更新:2024/1/28
見出し
藩政末期より続く七夕行事。
将棋の駒を型どった大灯篭が大太鼓とともに街を練り歩く。
灯篭背面に勇壮な武者絵が描かれるのが伝統的なスタイル。
⊞ 屋台灯籠データ
●王将灯籠
- 全高:5m
- 参加町:10町
- デザイン:
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- 正面:『王将』の文字
- 側面:右側『七夕祭』左側『天の川』の文字
- 背面の武者絵(一例):
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- 勧進帳(義経と弁慶の伝説)
- 茨城童子退治
- 加藤清正の虎退治
- 燭台切光忠
一回り小さい子ども屋台は絵のモチーフは自由のようである.
◆大太鼓
- 全長:2m
- 人員:左右2名ずつ
- 伝承曲:『七夕』『大の坂』
王将絵と大太鼓には技術を審査するコンクールがあり、初日パレード前に表彰がある。
◆眠り流し
最終日には眠り流しとして稲村橋に整列し、一挙に大灯篭に火を放ち燃やす。
花火が上がる中、橋上が一斉に燃え上がる中も
大太鼓は骨組みが残り燃え尽きるまで打ち鳴らし続ける。
県南・湯沢七夕絵どうろうの美人画に対して県北・鹿角市花輪ねぷたの武者絵。
絵はどれも勇ましく、最後に燃やされるのが惜しく感じてしまいます。
しかしながら眠り流しの橋の横一線に並んで火が付く様は幻想的でした。
アクセス
- 駐車場:あり(公共施設等)
- 案内板:あり
- トイレ:あり(指定箇所)
- 備考:期間中もしくはパレード時、交通規制あり
関連アーカイブ
でわwiki関連リンク
◆参考文献
- 花輪ばやし公式ホームページ
- 花輪ばやし若者頭協議会ホームページ
- 秋田の祭り・行事/秋田県教育委員会編
取材日:2018/08/08
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