はなよめどうちゅう ゆきとぴあななまがり
羽後町西馬音内・田代梺
最終更新:2024/1/29
冒頭のひとこと
見出し
祭事データ
- 祭日:1月最終土曜日
- 形態:イベント
- 巡行:七曲峠〜旧長谷山邸
- 人員:新婚夫婦、仲人を馬車に乗せてソリ引き、箪笥持ちなど延べ20人ほど。
『ゆきとぴあ七曲』と題したイベント内で昭和61年(1986)から開催された行事。
新婚夫婦やその親族、仲人らを馬そりに乗せ、昔の嫁入りの光景を模して羽後町内を巡行する。
巡行時、馬車の周りには馬橇(そり)を引く人、嫁入り道具が入った長箪笥を持つ地元中学生らが脇を固める。
七曲峠中腹にて一旦降りて、キャンドルに火を灯すセレモニーが行われる。
羽後町は県内屈指の豪雪地帯であり、七曲峠も除雪はされるが道路がぬかるんでいると馬ソリが停滞して
巡行が難儀する場面も見られた。
終点の旧長谷山邸にかけてろうそくを灯した雪の回廊が敷かれ、儚く幻想的だ。
最後は盛大に花火を上げ夫婦を迎える。
⊞ 動画(2019年)
旧長谷山邸
元は羽後町田代地区の豪農の地主の屋敷のもので、母屋は明治15年(1882)に建てられた。
土蔵は渡り廊下で母屋と連結している。
現在は地区の総合交流施設としての利用が可能。
屋内には囲炉裏やデルビル式壁掛け電話など、往時を偲ぶものが残されている。
アクセス
- 駐車場:なし(長谷山邸付近)
- 案内板:なし
- トイレ:なし?
- 備考:雪上の通行に注意
関連リンク
- 。。。
◆参考文献
- 七曲峠花嫁道中とゆきとぴあ運動/菅原 弘助
- 各種説明板
取材日:2019/1/26
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