
ひえきがみ
大館市雪沢~小雪沢~大明神
最終更新:2024/12/28
◆ドンジン様 概要
- 形態:木人形
- 個体数:各集落ごとに男女一対
- 体長:1m弱
- 材質:木
- 武器:木刀の大小
- 別作り替え:春秋(現在は不明)
見出し

- 来訪:文化4年(1807)5月
- 年齢:54歳
- 書名:おがらの滝
- 形式:日記、図絵
菅江真澄の道 避疫神

文化四年(一八〇七)五月二十七日 避疫神の風俗を記録《おがらの滝》
その文に、大木をもて人の形二つならび作りて 丹塗 つるぎ持たせていさみをのごとし
平成四年 北秋田郡青年会
標柱は倒壊、放置されている。
【5月27日】 小雪沢というところの関屋(関所)を越えると、道の傍らに大木を削って作られた人形が二つあり、それに剣を持たせて武人になぞらえたものが立っていた。これを小屋に入れて常民の疫病を避けるおまじないとしており、春秋と作り変えたりあるいは赤色の塗り替えなどをするという。 大明神に入ると、大きなタテイモの姿をした岩が2つ3つ並んで茂みの中に立っていた。人に尋ねると、これは虚空蔵菩薩であるという。仏も神として崇めるこの国の習俗もおもしろい。《おがらの滝》
あ
標柱
倒壊、放置。
この状態に晒されて久しいと思われる。
見出し

アクセス
- 駐車場:なし
- 案内板:なし
- トイレ:なし
- 備考:大明神の虚空蔵神社は鍵が閉まっている。
関連アーカイブ
でわwiki関連リンク
◆参考文献
- 菅江真澄遊覧記第4巻/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 真澄・紀行/菅江真澄資料センター
取材日:2017/11/08
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