ほったいのたき
由利本荘市鳥海町百宅
最終更新:2024/1/14
ああああああ
約10万年前の鳥海山の噴火で流れ出た、厚さが50m以上もある1枚の溶岩でできており、「法体溶岩」が子吉川上流の上玉田川をせき止め、その上から水が一気に流れ落ちている。滝は3段からなる(説明板より)。
駐車場からでも視界が拓けて見やすい。
滝へ向かう途中の赤色の桟橋から望めるエメラルドグリーンの河原も美しい。
二の滝付近から鎖場があり、ロープを伝って滝の間近まで歩ける。
視点を変えた景色を楽しむも一興。
📑[コラム1] 『法体』の名の由来
📑[コラム2] 三段の滝 概要
法体の滝から少し離れた場所。
弘法大師は白髪の老人が立っていた場所を三度礼拝し、窟に籠もり修行を行った洞窟と伝わる。
📑[コラム3] 岩質(説明板より)
百宅地区は現在盛んに鳥海ダム建設が進んでおり、将来的には弘法平も水没するとされている。
交通状況は日に日に変わっていくため、行楽の際は事前に調べることが肝要となる。
鳥海ダムは2028年竣工予定。
2009年公開の映画・実写版釣りキチ三平のクライマックスシーンのロケ地にも選ばれた。
劇中では終盤、巨大なイワナが棲む夜泣き谷という名の山奥の秘境という設定で登場する。
このイワナは三平が跨いで乗れるほどデカい。 イトウかよ…
夜泣き谷のエピソードは故・矢口高雄氏の原作にも存在し、こちらでは法体の滝よりは若干スケールダウンした急流の中の江湖として描かれている。
奇しくもダム建設の問題がストーリーに絡んでおり、現実の鳥海ダム建設がオーバーラップする。
どうでもいいが映画観てたらイワナの骨酒呑みたくなってきた。
- 駐車場:あり
- 案内板:あり
- 備考:弘法平には駐車場なし。
【実写版『釣りキチ三平』ロケ地】
◆参考文献
- 各種説明板
取材日:2017/8/17
2022/6/19
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