古川 古松軒


古川 古松軒

ふるかわ こしょうけん

【人物】

引用:国立国会図書館 少年読物吉備史
引用:国立国会図書館 少年読物吉備史
  • 享保11年(1726)~文化4年(1807)

  • 岡田藩(岡山県)出身。地理学者。


 

  天明3年(1783)故郷を出て九州まで見聞し『西遊雑記』を著す。

やがて老中・松平定信の目に留まり、寛政7年(1795)名字帯刀を許され幕府の諸藩視察団『巡見使』に同行し東奥の旅に向かう。

享年81。

古川古松軒墓
古川古松軒墓
秋田の旅

 秋田には天明3年(1783)6月末から2週間程の旅程で、羽州浜街道から本荘街道羽州街道に合流し最後に南部藩の来満街道の道筋に視察した。

だが『無為にして心を養うにはしかるべし』『誠に夷人なり』とかなり秋田の土着性を酷評している。

しかしながら巡見使の視察ルートは予め決まっており、随行した立場の古松軒が自由に動けなかったデメリットはある。


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◆参考文献


最終更新:2024/10/07

【古川 古松軒 (著), 大藤 時彦 (翻訳)/平凡社】