【いしだ むとく】
【人物】
- 書家・詩人
- 生没年:安永2年(1773)~天保11年(1840)
真澄の日記に何度か石田氏の名で登場しており、寝床や白米を提供したり歌会で真澄と同席したりと、秋田に腰を据えた真澄の生活を支援していた人物と思われる。
家業は久保田城下下鍛冶町で酒屋と店を営み、お山師を兼ねていた。
石田無得本人は江戸に上り書を研究し、江戸の文人と交流した。晩年の文政5年(1822)に秋田に帰り、家業に従事した。
【文化5年(1822)12月】
梅津家下屋敷にて静養中、馬口労町の書家・石田無得が白米1俵を届けてくれた。《笹ノ屋日記》
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◆参考文献
- 菅江真澄読本4/田口昌樹 著
- 菅江真澄遊覧記第4巻/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳
- 国立国会図書館デジタルコレクション
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- 秋田叢書別集第1
- 真澄紀行/菅江真澄資料センター
- 没後百九十年記念展 菅江真澄、記憶のかたち/秋田県立博物館
- 各種説明板
最終更新:2024/07/20
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