かくのだてのひぶりかまくら
仙北市角館
最終更新:2024/07/06
見出し
◆祭事データ
- 祭日:2月13日、14日(火振りは14日)
- 形態:小正月行事
雪上で1mほどの長さの縄をつけた炭俵に着火して縄の先端を持ち振り回し、厄を祓う小正月行事。
早朝に角館神明社で火おこしをし、その火種を以って各集落で火振りをしていた。
武家屋敷が示す通り、角館は武士階級の者が住む町であり、火振りは元々は武士たちの為の祭り『鎌倉祭』であった。
同じく火振りかまくらの行事がある久保田(秋田市)や十二所(大館市)も武士の町である。
最後は5mくらいの藁のタワーを正月の注連飾りなどと共に燃やして『天筆』を行う。
●炭俵
稲藁を編んで作られる。
使用した縄はお守りとして持ち帰る人もいる。ここら辺の願掛けはなまはげのケラに似る。
アクセス
- 駐車場:あり
- 案内板:あり
- トイレ:あり
- 備考:一般参加可能
関連アーカイブ
【県内のかまくら行事】
- 角館武家屋敷
- 秋田県内のかまくら行事
-
- 久保田の火振りかまくら
- 葛黒火まつりかまくら
でわwiki関連リンク
◆参考文献
- 菅江真澄読本第5巻/田口昌樹/無明舎出版
- 各種説明板
取材日:2018/2/14
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