森吉山②

森吉山

もりよしさん

北秋田市阿仁

 

最終更新:2024/07/08


🖌菅江真澄の道
  • 来訪:享和2年(1802)10月
  • 年齢:49歳
  • 書名:雪の秋田根
  • 形式:日記
  • 詠歌:秋田山いはねのむろひ折かさし 雲ふみわけて皈(かえ)るかな人

真澄記:10月16日

『真木山に滞在して鉱山を見学し、冷える森吉山へ登る。

 

 森吉山は昔の人は『秋田山』と呼んだ。
この10月の半ばに山に登ることは極めて珍しかろう。すでに3度の雪が降ったが幸いみな消えており、とりわけ今日は小春日和である。』

見出し

 真木山に滞在して鉱山を見学し、冷える森吉山へ登る。

 

 森吉山は昔の人は『秋田山』と呼んだ。
この10月の半ばに山に登ることは極めて珍しかろう。すでに3度の雪が降ったが幸いみな消えており、とりわけ今日は小春日和である。

引用:国立国会図書館デジタルコレクション 秋田叢書第


【冬のゴンドラ】

 真澄翁は2度ほど森吉山を登っていますが、

冬の森吉山は天候が良く、樹氷を見ることはなかったと思われます。

現代に於いてはゴンドラという文明の利器によって容易に中腹まで行くことができます。

雪に覆われた杉の群れを眼下に、20分ほどゴンドラ に揺られながら。

  風雪で彫刻された天然の立像は実に様々な表情を見せてくれます。

人型に見えるような樹もあったり。


 確かガイド付きで更に上まで登ることができたはずです。

取材時は天候が悪くここで終了しました。


【エピローグ】

 かつて秋田県の顔役として活躍されたゆるキャラは引退後、意外なところで余生を送っていたのでした…。

 


アクセス
  • 駐車場:あり
  • 案内板:あり
  • トイレ:あり
  • 備考:樹氷の散策路は一部スキーコースになってるので衝突にご注意

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◆参考文献


取材日:2019/01/25