
おともぬま
能代市腹鞁ノ沢
最終更新:2023/12/09

- 来訪:文化3年(1806)3月
- 年齢:53歳
- 書名:かすむ月星
- 形式:日記、図絵
【3月7日】
能代の岡に登り、坊が崎に出た。
潮乾田(塩干田)・田屋を経て大伴の堤(小友沼)というところに来る。大層大きく、幾千町の田に水をひくことができるだろうかと思われる。
大伴の何とかという人が築いたのか由来はわからないが、その形が靭(とも、弓を射るとき左のひじに結びつける皮製の具)に似ているのも面白い。《かすむ月星》
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水をへだてて、新田・中沢・今泉というささやかな村々が見えた。この村を過ぎてゆくと、梅の咲く家があった。
沼は、秋田藩主・佐竹義宜の重臣、梅津政景・忠雄の父子二代にわたって、元和3年(1617)から延宝3年(1675)まで の58年間をかけて造られた。
現在も約830ha の水田を潤しており、大正後期に築造された全国でも珍しい扇形分水路により、放射状にかんがい 用水が配水されている。
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📍 標柱 表記データ
アコーディオン
菅江真澄の道

あああ
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アクセス
- 駐車場:あり
- 案内板:あり
- トイレ:なし
- 備考:沼の横に散策路が設けられています。
関連アーカイブ
- 機織村
でわwiki関連リンク
◆参考文献
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 真澄紀行/菅江真澄資料センター
- 各種説明板
取材日:2018/03/20
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