【さが かつはる】
【人物】
- 太平目長崎(秋田市)の豪農
- 生没年不詳
先祖は安東氏に同行した水井氏の家臣であり、この地に帰農した嵯峨氏の末裔。
菅江真澄は文化8年(1811) 八月、那珂通博に誘われて太平岩見三内(河辺町)を探訪した際に嵯峨家に立ち寄り、家に伝わる太刀や槍、祝甕などを《勝手の御弓》にスケッチに残した。
これらの品々は現在も嵯峨家に残されており、真澄が立ち寄った住居そのものが保存、国の重要文化財に指定されている。
また翌年8月、真澄は太平山登山のため嵯峨家を訪れ、3人の強力(ごうりき)に案内させた。《月のおろちね》
関連アーカイブ
- 嵯峨勝珍旧宅跡
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◆参考文献
- 菅江真澄読本4/田口昌樹 著
- 菅江真澄遊覧記第4巻/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳
- 国立国会図書館デジタルコレクション
-
- 秋田叢書
最終更新:2024/08/25
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