しょうあんじ
山本郡三種町鹿渡勢奈尻
最終更新:2024/08/04
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- 来訪:文化3年(1806)3月
- 年齢:53歳
- 書名:霞むつきほし
- 形式:日記
- 詠歌:時もいま小田に苗代澤水をまかせていとと榮ふ民草
真澄記:3月17日
巡遊から鹿渡へ火事を目撃した。
風も吹き加わって、消しとめようとかけまわる人々の努力の甲斐もなく、草葺の家がたちまち三十軒も灰となってしまった。 女の泣きわめく声、うち鳴らす半鐘の音もようやく静かになり、正安寺の御仏のかたわらに臥して寝た。
《かすむ月星》
当日は鹿渡周辺を一通り散策し終えた後、この高岳山松庵寺に一泊した。
その際、松庵寺の由緒と名僧・智雄了和尚について記述する。
📑 真澄記
⊞ 真澄記・高丘山正庵寺《かすむ月星》
高嶽山松庵寺は野村という場所から天文23(1554)年にここに移し、補陀寺の12世・察心寿鑑和尚の開基と伝わる。
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📍 標柱データ
近年では敷地内で郷土まつりを開催(毎年8月初頭)したりと、新しいことも取り入れています。
当代副住職の渡辺英心さんはレゲエミュージシャンとしても活動されております。
アクセス
- 駐車場:あり
- 案内板:なし
- トイレ:なし
関連アーカイブ
- 猿田
- 閑居山の大滝
- 亀蔵山補陀寺
でわwiki関連リンク
◆参考文献
- 菅江真澄遊覧記第4巻/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 真澄紀行/菅江真澄資料センター
- 各種説明板
取材日:2017/08/07
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