勝地臨毫 雄勝郡


勝地臨毫 雄勝郡

【読み】しょうちりんごう おがちぐん

引用:国立国会図書館 秋田叢書第3
引用:国立国会図書館 秋田叢書第3
  • 大型本、全7冊、絵89図
    • 《第1部》15帖
    • 《第2部》9帖
    • 《第3部》19帖
    • 《第4部》18帖
    • 《第5部》2帖(後述)
    • 《第6部》12帖
    • 《第7部》14帖
  • 明徳館本、辻家蔵

菅江真澄著作
 文化11年(1814)の図絵集。
六郡郡邑記を参考にしながら、雄勝郡の地誌を作製し、村々の風物を見開きによる構図でスケッチした。
タイトルの由来は、勝地(景色の映える場所)臨毫(書に写す)という意味から。
全7部。
 
…ではあるが、第5部はもとは10丁あり、明徳館へ献納する際、院内銀山に関する記録はほぼ全てカットしている。《阿仁の沢水》における阿仁鉱山記述のカットと同様に真澄の意図的な自主規制と思われるが詳しい理由は不明。
 
 8図は後年発見され、秋田八景画讃》と旧蔵者が名付けまとめられた。

内容
  • 《第1部》東鳥海山
  • 《第2部》松岡郷
  • 《第3部》羽後 三輪神社宝物
  • 《第4部》小安峡
  • 《第5部》院内周辺
  • 《第6部》川原毛周辺
  • 《第7部》栗駒山

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最終更新:2024/09/14