外が浜風


外が浜風

【読み】そとがはまかぜ

【原題】楚堵賀濱風

引用:国立国会図書館 秋田叢書第5
引用:国立国会図書館 秋田叢書第5
  • 小型本、全26丁
  • 栗盛記念図書館蔵

菅江真澄著作
 天明5年(1785)8月の日記。
 
この時点で真澄の目的地は蝦夷地にあり、出羽から津軽領に入り西津軽郡の海岸に沿って進み同月18日に青森に入るが、折悪しく天明の飢饉の最中、松前に渡ることができず引き返す。
22日に矢立峠を越えて秋田領に入り、大館を経て鹿角郡境に至った。 
 
 時は天明の大飢饉のまっ最中であり、その凄惨な状況が具に書かれている。

関連アーカイブ・日記の道程

 

【天明5年(1785)】

  • 矢立峠

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最終更新:2024/09/25

【菅江 真澄 (著), 内田 武志 (著), 宮本 常一 (著)/平凡社】