ふじまきのやくしんだて
横手市大雄藤巻西
最終更新:2024/1/29
見出し
江戸時代後期には、秋田県内で同様の人形を使った鹿島送りの行事が行われていた記録がある。
田植えが終わる頃に作られ、高さ、幅とも2.5m、重さ80から100kg程度である。
夕方、太鼓が打ち鳴らされる中、若者が交代で人形を背負って集落内を練り歩き、
その後村境であるこの地に悪疫退散を祈願して立てられる(説明板より)。
◆祭りの概要(当日)
人形は普段は明峰中学校の脇に立てられているが田植えが終わる頃に作り替えのために解体、
夕方4時ころを回ると、村の人たちが徐々に新たな姿となった人形のある八意思兼神社に集まる。
厄神立ての巡行はこの神社から始まる。
若衆が3~4人で交代しながら大重量の人形を背負い集落を歩く。
人形の体躯は高さ2.5メートル、重さは100キロを超す。
さすがに地元の人は慣れてるのか、重さをモノともせずのしのしと歩を進めてゆく。
神社から終点までおよそ1kmの距離はあろうか。
明峰中学校の脇の定位置に降ろして巡行終了、お焚き上げ。
貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
アクセス
- 駐車場:なし
- 案内板:なし
- 備考:駐車の際は地元の方にご相談の事。
関連アーカイブ
- バチ蛇竜神
- 平柳の鹿島さま
でわwiki関連リンク
◆参考資料
- 横手市HP
- 秋田の祭り・行事/秋田県教育委員会 編
- 各種説明板
取材日:2017/05/07
2019/06/09
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降魔成道 (日曜日, 05 6月 2022 22:20)
私も今日やっと参加してきました。凄い体験させていきました。
菅井マスミ (月曜日, 06 6月 2022 06:34)
降魔成道様
コメントありがとうございます。
今年は無事に開催されたのですね。貴重な体験、お疲れさまでした。