
おおもりのふどうたき
横手市大森町八沢木
最終更新:2024/12/25

- 来訪:文政7年(1824)月
- 年齢:71歳
- 書名:雪の出羽路 平鹿郡
- 形式:地誌
『いなほのまくら 八澤木村 瀧之澤』の項に不動瀧の由緒や情緒を記す。《雪の出羽路 平鹿郡》

滝の沢巡村のおり「瀧あり、高サ一丈四五尺南に向キて落ぬ。木々いと深く櫻たちまじりて、春はおもしろき処といふ。瀧の不動尊ませり(保呂羽山末社也)」と記している。
いにしへは、樹陰と滝壺からの涼風を求めて、保呂羽山参詣の人々や、旅人の昼食を摂る休息の地として知られ、また背に夏草を積んだ馬が疲れを癒す場所でもあった。境内に雨乞祈願の鏡石がある。≪雪の出羽路 平鹿郡≫
平成17年 大森町菅江真澄研究会建立
◆
- 山域:
- 標高:
- 祭祀:
- 宿泊:
- 別名:
高さ一丈四五尺(約4.7m)南に向いて滝が落ちている。
木々いと深く櫻たちまじりて、春はおもしろき処という。瀧の不動尊ませり(保呂羽山末社也)」と記している。
古くは樹保呂羽山参詣の人々や、旅人の休息の地として知られ、また背に夏草を積んだ馬が疲れを癒す場所でもあった。境内に雨乞祈願の鏡石がある。
あ
平成30年7月に大仙市近辺で起こった大水害の被害たるや凄まじく、
この不動滝の舗装も濁流によってかなり抉られていました。
現在は復旧されてますが、それでもトンネルの上を通過する道路は土砂は
3年経っても撤去されず放っておかれたままでした。
- 駐車場:なし
- 案内板:なし
- トイレ:なし
- 備考:境内奥の滝壺までの道はかなり細く危険なのでご注意。
- 保呂羽山
◆参考文献
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 真澄紀行/菅江真澄資料センター
取材日:2017/05/31
2021/07/13
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